どもども~(^^)v
今日は1年間地植えして経過観察してだいたい把握できたサルビアについてです~。「宿根サルビア」の部類に入れて良いと思います(^^)
画像とデータ
- 学名:Salvia durifolia
- 別名:
- 分類:スイカズラ科
- 原産:パラグアイ、アルゼンチン
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 8(-9℃前後)
- 花期:春から秋
サルビア・ドゥリフォリアは2~3cmほどのほんのり白地に青色が入る花を持つ、南米はアルゼンチンやパラグアイに分布するサルビアです。
僕の印象だと気温が20℃以上あれば真夏に花が休むとかなく通しで連続して開花してる気がします。
実際にこの記事内の画像の開花株は5/17に写真を撮ってます。
余談ですがブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビアの四か国だけで900種類のサルビアが分布していると言われています。
以前まとめたサルビア・ガラニチカも南米のこの辺りが原産ですね。
ガラニチカについてはこちらから↓
サルビア ドゥリフォリアの大きさと言うかサイズですが草丈が50cm、株張りは30cmを目安にしてください。
ドゥリフォリア=硬い葉
名称についてですが、
ドゥリフォリア(durifolia)=硬い葉
という意味です。
foliaが「葉」という意味なので、duriは「硬い」と言う意味なのは間違いないでしょう。
ですが、あまり「葉の硬さ」には印象がないサルビアです。
というのもこのサルビアの傍に数年間に植えて繁殖している三尺バーベナの葉の方が「硬い」からです(^^;)
ドゥリフォリアという名称が覚えられなくても「硬い葉という名前のサルビア」と覚えておけば印象には残るかなっということでマメ情報でした 笑。
育て方
特に気を付けることはありません。本当に。
なんせ僕が植え込んだ画像の場所は自然雨しかもらえなく雑草もボーボーに生えて年中を通して直射日光が1日中バンバン当たって、冬から春にかけての4ヶ月ほど毎日寒風にさらされ、もちろん霜&雪除けなんぞはしません、
という環境です。
一言で済ますと、
手を掛け過ぎるとたぶんダメな部類のサルビアだと思います。
では僕なりのこのサルビア、サルビア・ドゥリフォリアについての見解です。
耐暑性
暑さについては問題にしなくて良いんじゃないかと思います。45℃くらいの温度にならないとどうなるかわかりませんが、35℃程度の気温でしたらまったく問題ありません。
耐寒性
実はこのサルビアについては
「どの程度の寒さまで耐えられるか?」
というのが知りたく実験台になってもらったのですが、
なんとなく南米原産ということもあり寒冷地や高冷地を除いて国内の寒さはそれほど問題視しなくて良いんじゃいかと思ってました。
ガラニチカに似た環境でイケるんじゃないかと。
で調べたら-9℃程度なら問題ないようだったので、というか僕が住んでいる地域なら問題ないだろうなっと思ったら思った通りに問題なく越冬してくれました。地植えで。
ちなみに冬の間は
こんな感じで地上部分はほぼ何もなくなり越冬します。
水やり
暑さ&寒さをクリアできたら後は枯れる原因というと、水やりじゃないかな。
ガラニチカをまた例にしますが、
ガラニチカを密植させたり大きく育って密生してくると株が蒸れて日や風が当たらない部分の葉が黄色くなったり黒くなってポロポロ&ドロドロになって落ちた
という経験をお持ちの方は多いんじゃないでしょうか。まぁガラニチカに限った話ではないですが(^^;)
このサルビア・ドゥリフォリアも同じです。込み合い株元の風通しが悪くなると葉が落ちます。というか葉が落ちるだけなら良いですが、茎が腐ってカビが生えて枯れます。
なので、混植や密植はあまりオススメできません。花壇植えとか地植えならできるだけ手前に持ってくると良いんじゃないかなっと。
それと土の水はけね。乾きやすい土質がオススメです。
学名の「硬い葉」ですが、大概「硬い葉」を持つ植物は乾燥に強いものが多いので水やりが他の植物よりも少ない程度でも十分です。
上の方にも書きましたが、
僕は処分場ではなく花壇に植えてから一度も自分で水をやったことがありませんので^^;
日当り
日当りは良い所で。1日最低でも6時間はほしいかなっと思います。
日当りが悪いとヒョロヒョロに伸び伸びになりますので、そうなったら切り戻して日当りがより良い別の場所に移すと良いかと思います。
切り戻し
気温が20℃以上ある時期の間でしたら切り戻しというか刈り込んでもまた開花します。
経験的にシーズンに一度切り戻しをすると、株がカチっとして花が倒れてみっともない形になりずらいです。
なので1度半分くらいにボリュームになるくらいに切ると良いです。
というわけで今日は認知度が低くやや「誰得」な内容でしたがサルビア・ドゥリフォリアでした~
ではでは~(^^)v