どもども~(^^)v
今日は花も葉もカッコイイ植物です~
画像とデータ
- 学名:Pulmonaria longifolia 'Diana Clare'
- 別名:
- 分類:ムラサキ科
- 原産:欧州
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 4(-35℃前後)
- 花期:春
ムラサキ科は全般的に僕は好きなんですが、プルモナリアはその中でも好きな部類に入ります。
あまり流通量が多くないので見かける機会が少ないかもしれませんが、先日訪れた滋賀県にあるローザンベリーにプルモナリアの中でも人気のある品種の'ダイアナ・クレア'が上手に植栽されていたので、テンションがアガりました(^^)
ローザンベリーについてはこちらへ→ローザンベリー多和田
草丈は30cm、株張りは40cmを目安に。
特徴
葉色
このプルモナリアの最大の特徴は「シルバーがかった緑の葉色」でしょう。1枚1枚の葉の大部分がシルバーっぽく葉の縁取りがランダムで緑色という、
花が咲いてなくても十分に存在感がある葉色をしてます。
ちなみに僕の経験ですが過去プルモナリアの1ケース・15ポットや20ポットのミックスで仕入れをした際、必ずこの'ダイアナ・クレア'が一番最初に完売してました。
花
プルモナリアの多くは鮮やかな青花を咲かせます。青花好きの人には「一家に一台」とか「三種の神器」の1つとか、
その域にある植物なのは(^^;)
その中でも'ダイアナ・クレア'は特に濃い青花で、葉色とのコントラストが抜群です。この植物が開花する時期は他に開花している植物が少ないので、特に草花は少なく、
たとえあったとしても黄色や赤花が多いので、この花色は時期的に「違い」を演出できるんじゃないかなっと思いますね。
花は濃い青花ですが、咲き始めは紫色っぽい赤花で時間が経つと徐々に青くなっていきます。
育て方
育て方的な話ですが、単純に
- 寒さで枯れることはほとんどない
- 雪が積もってもまったく問題ナシ
- 意外に夏の暑さに強い(35℃でも)
- 半日陰or日陰で
とこれらを守れば太平洋側の暖地でも十分に育てられます。葉がパリパリになるような水切れは致命傷に繋がりますが、
案外水切れにも強い印象があります。
暑さに弱いプルモナリアも多いですが、'ダイアナ・クレア'が属してる longifolia = ロンギフォリア という種類は比較的に高温多湿に強いです。
僕の温室内でも問題なく夏越ししてます。
また、
「プルモナリアは水はけの良い土に植えましょう」
的な事をよく見かけることがありますが、個人的にけっこう水持ちが良い土質の所に植えても全然問題なかったよなぁ~なんて印象があります。
それよりも極力直射日光が当たらない半日陰や日陰に植えることのほうが水はけが良い土云々よりも上手く育てるには重要な要素なような気がします。
あと、
案外アブラムシが付きやすいのでご注意を。
肥料云々は、セリンセのような1年草のムラサキ科までは必要ないですが開花する2カ月前あたりに化成肥料でも良いのでやっておくとよいです。葉数が増えて立派な株になります。
ムラサキ科の肥料についてはこちらを↓
というわけで今日はプルモナリア 'ダイアナ・クレア'でした~
ではでは~(^^)v