どもども~(^^)v
今日は国内の冬が比較的に暖かかい地域では庭植えできるオーストラリアの植物を。原種のグレビレアのバンクシーです。
画像とデータ
学名:Grevillea banksii
別名:ハゴロモノマツ、ワラタ
分類:ヤマモガシ科
原産:オーストラリア(西海岸側)
形態:耐寒性常緑樹
耐寒性:USDA Zone 9a(-6℃)
赤いというか濃いピンクのような色をしている鮮やかなバンクシーの花です。
このバンクシーは250種類あると言われているグレビレアの中でほとんどの種の交配親として使われています。
花色が違ったり葉の切れ込みが深かったり浅かったりで個体差が多く出るために、確かに交配親っぽい雰囲気というか印象があります。
グレビレアと言うと赤花のロビンゴードンが国内では有名ですが、元々はこのバンクシーとビピンナチフィダ(G.bipinnatifida)の交雑種です。
画像で見るととても園芸種のロビンゴードンと似てる、むしろどっちがどう違うのか見分けがつかないくらいです。
花の様子
咲き始めはこんな感じです。
ロビンゴードンとの違いは、バンクシーは赤と言うよりむしろピンクに近く、鮮やかでうるさくない濃いピンク色の花です。
またバンクシーは性質的には四季咲き性です。国内ですと真冬以外はほぼ咲いている地域もあるようですが、基本的に3~5月が一番の見ごろになります。
株がある程度の大きさ、だいたい1.5mほどで幹が太くなっており開花したことのある株というのでしょうか、このような株は真冬を除いてちらほら咲いている印象があります。
葉も特徴的です
バンクシーの葉ですが、白っぽく光沢のツヤのある画像だとなかなか伝わらない花同様に葉もとても上品な様相をしています。切り花アレンジとしての花材として流通させても良いのではないかと思うくらいの上品さです。
耐寒性は日本国内では-6℃付近の低温地帯でも問題ないようですが、アメリカのとあるナーセリーのデータでは-4℃を下回ると生育に支障をき始め、また寒さで枯死する可能性が出てくる、という情報があるので庭植えなりで管理される場合はご注意を。
また塩害に対してはそれほど弱くないために、潮風が直接当たるような土地であったり海に近い場所での植栽も可能です。
海の近くの土地で植栽できるといえば、原種のユーフォルビア・カラキアスもそうですね。
陽当たりのよいところを好むので少なくとも1日5時間は日光が当たる場所に置いてください。
それではグレビレア・バンクシーでした~
ではでは~(^^)v