どもども~(^^)v
今日は青白い葉の交配種のエケベリアです~
画像とデータ
- 学名:Echeveria 'Domingo'
- 別名:
- 分類:ベンケイソウ科
- 原産:カリフォルニア
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 10a(-1℃前後)
- 花期:初夏
ドミンゴと聞くと中日ドラゴンズなどで活躍したホームランバッターを真っ先に思い浮かべてしまいますが(誰が!?)、ドミンゴ(Domingo)はスペイン語で「日曜日」という意味です。
なぜこのエケベリアに「日曜日」と命名されたかは不明ですが、とにかくこのエケベリアは「日曜日」なんです(^^;)
株張りは20cm~30cmほどになるやや大きめのエケベリアです。
交配種です
このエケベリアはカリフォルニア州の育種家の方が育種し生まれた品種と言われています。エケベリア・カンテとエケベリア・ルンヨニーを交配して誕生しました。
今も人気があるかどうかわかりませんが、僕の印象ですがカンテはものすごく人気があった大型のエケベリアだった気がします。
何回か株張りが60cmほどの「作り込まれた」カンテを見たことがありますが、ややラベンダーがかった白色で葉の縁が赤く彩られたそれはそれは綺麗な株でした。
このドミンゴは気温が20℃を下回ってくるとカンテの要素が強く出始めトップ画像のような発色をします。
このように書くともう片方の「ルンヨニー的要素」がないじゃん、となってしまいますがもちろん「ルンヨニー的要素」もありましてね。
気温が高い時期はこのような感じで赤みが少なくなりますので、しっかり「ルンヨニー的要素」も継承されております^^
カンテもルンヨニーも葉が薄いため、その要素はしっかりドミンゴに反映されていますね。
※交配親のルンヨニーは葉が筒状な形状をしている「トップシータービー」ではないんじゃないかと思っていますが、不明です。たぶん葉が平っぺたい元々のルンヨニーじゃないかな。
葉色で判断
栽培していたというよりも僕の場合は放置してあったと言うべきでしょうが、数年このドミンゴを見てて思ったのは根がある程度張るとこのエケベリアは幹も茎も伸びてきます。
伸びた茎の先には子株ができ、伸びた幹にも子株がたくさんできます。
このエケベリアの特徴ではないですが、葉の縁取りがほんのり赤くなく、上の画像の子株の多くが葉の大部分が赤くなってますね。
こういう症状は
肥料切れ
です。
多くの他の多肉系の植物もこのようになることが多いので、このような状態になりましたら子株を取り除くなり、植え替えるなりしてあげると良い一つの目安と思ってください。
と言っても、葉の大部分が赤くなったからすぐに枯死するわけではないのでご心配なく。僕の場合はこうのようになってもさらに数年放置してますから^^;
植え替えは活動が気温が低くなり生育が緩慢になる時期以外は行っても良いでしょう。
ちなみに画像のドミンゴは元々3.5号ポットサイズで5号のプラ鉢に植え替えてからほぼ3年植え替えせずに放置してました(^^;)なんの自慢にもなりませんが 笑
伸びあがってきたら
エケベリアは縮こまってる姿がかわいいんだけど、育ってくると立ち上がってくるからね~あぁなるとかわいくないよね~
ということをお客さんが以前言われてましたが、そうなりましたら
伸びた部分を切って
しまえばよいです。
そして傷口をしっかり乾かして発根を待って
また挿してしまえば
良いです(^^)
切って水なんぞ一滴も与えずそのまま数週間放置すれば
こんな感じで根が出ますので。こうなったら土に戻してOK(^^)
ブッた切る覚悟があれば簡単です。余裕です。
陽当たりの良い所で
もちろんラウイの記事でも書きましたが、日当たりの良い所に置きましょう。
必須事項です。
日光に当たっている時間が少ないと立ち上がった幹に付いてる子株のようにやや緑色が強い葉色になり、葉が艶というかシャキっ!となりません。デロッとします。
余談ですが、ラウイもこのドミンゴも葉に白い粉が付いてますが大概このような白い粉を葉に持つ植物は、
強光線から葉焼けや葉の内部の葉緑体を守るために光を反射というか、弾くために白くなった
と言われています。
世界で一番白い植物と言われているダドレア・ブリトニー(和名:仙女盃)やパキフィツム・オビフェルム(和名:星美人)が白いのもその理由です。
とくに仙女盃が自生している所は海沿いの崖っぽくなっている南向きの地点が多いと言われています。
そのため、日光には当てましょうね(^^)
というわけで今日はエケベリア'ドミンゴ'でした~
ではでは~(^^)v