(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎が植物のことを中心に綴ってます。

ショウタロウブログ

青葉のソテツ・サイカス・カイルンシアナについての1つの裏技。

2016年8月12日

どもども~(^^)v

今日は青い葉のソテツです~ 

画像とデータ

 

  • 学名:Cycas cairnsiana
  • 別名:
  • 分類:ソテツ
  • 原産:オーストラリア(主にケアンズ州)
  • 形態:常緑低木
  • 耐寒性:USDA 10(-1℃前後)
  • 花期:初夏

上の画像は葉が展開し始めてまだ葉が柔らかい状態の時です。やわらかい葉のソテツの画像はある意味珍しいかも(^^ゞ

何者・・・・???

さてさて他の種類の植物に比べて種類はさほど多くないソテツ(=サイカス)ですが、その中でトップクラスの人気があるものがこのサイカス・カイルンシアナです。

 

しかしながら命名された由来はあまり知られてません。

 

このカイルンシアナもケアンズ州にちなんで命名されているのですが、

外見だけではどうやってもカイルンシアナとケアンズがリンクしないと思います(;^_^A

これをアルファベットにして並べてみると、

  • cairnsiana(カイルンシアナ)
  • cairns(ケアンズ)

あら不思議!一目瞭然(^^)

cairnsの部分が一緒なんですね~。そのためケアンズ州にちなんだ名前が付けられているんです。

ちょっと脱線します(^^;)

でもカイルンシアナとケアンズでは、なんか読み方が違うような・・・・(゜_゜)

 

この辺りをザックリ説明しますと、

カタカタ表記が違うのはラテン語の読み方英語の読み方の違いです。

どうザックリかと言いますと、

  • ラテン語の読み方→ローマ字読みが基本(※例外アリ)
  • 英語の読み方→発音記号に準じる英語の読み方

ということです。

 

ケアンズを生で聞いたことはないので自信はありませんが、

ケアンズの発音ってたぶん

 

(ケを意識しつつ)カインズ

 

って感じで発音するんだと思います('_')

 

それと先日知ったのですが、英語の発音記号はもう学校では教えてないのですね('_')役に立つのにな、アレ。

 

裏技ですが

上の画像はまだ青い葉ですが、緑色がまだまだ強く出てます。光の加減とかそいう次元ではないくらい真緑葉になった時期もありました(*_*;

このカイルンシアナ、

 

日照時間とかそういうわけではなくアルカリ性の土に植えないと葉が緑色になります。

 

上の画像はまだ青葉になっているますが、もっと緑色が濃かった年もあります。

もし青色よりも緑色が強く出てきてしまいましたら、

植え替えの時に貝化石のような有機石灰を混ぜて植え替えると良いです。

Amazonで画像を見る   ➡ 北陸産有機石灰天然貝化石 

楽天市場で画像を見る   ➡ 天然貝化石有機石灰

このようなモノですね。

貝化石とよばれる有機石灰は、

一般的な石灰と違い土に混ぜ込んですぐに使え、ミネラル分が豊富なので他のたい肥と一緒に合わせて使用すると肥料分の吸収が良くなる

という利点もあります。鉢に対して粒が大きかったら少し潰して混ぜると良いです。

 

僕は興味本位で鹿沼土に植えこんだら緑葉になってしまって、元の青葉に戻するのに2年かかりました笑

ご注意を(^-^;

というわけで、今日はサイカス・カイルンシアナでした

ではでは~(^^)v

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