(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎が植物のことを中心に綴ってます。

ショウタロウブログ

ベロニカ・ゲンチアノイデスについて。高温多湿には注意しましょう。でも一見の価値があります。

2016年7月14日

どもども~(^^)v

今日は雄しべが濃い青色で花びらが淡い水色でこのコントラストがすごくイイ、ベロニカ・ゲンチアノイデスです。

画像とデータ

  • 学名:Veronica gentianoides
  • 別名:クワガタソウ
  • 分類:オオバコ科
  • 原産:中近東
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 4(-34℃前後)
  • 花期:春

温暖な地域ではやや夏越しが難しい立ち性のベロニカについてです。

立ち性のベロニカ?

少し前まではゴマノハグサ科に分類されていましたが、最近オオバコ科に移ったようです。

一言ベロニカと言っても横に広く、

このゲンチアノイデスというベロニカという存在を知った時は園芸を始めたばかりだったこともあり立性ということにも驚きましたが、

1つの花がけっこう大きいんですよ、ゲンチアノイデス(^-^;

オオイヌフグリのようにベロニカは小花が基本!だと思っていましたので(;^_^A

いま思うとベロニカ・ロンギフォリアも知らなったんだなぁ当時は~と笑

 

残念ながらしっかり花茎が立ち上がった完成形の画像が手元にありませんが、

完成形になる少し前が状態がこのような感じになります。

注意するのは多湿、蒸れです。

 

さてさて、

中近東・トルコ出身の植物によくありがちな、

「多湿に弱い」

という一つの法則というか方程式というか、

そのようなことがこのベロニカにも当てはまりましてね。

↑の画像ですが、僕が初めてベロニカ・ゲンチアノイデスを栽培した株の9月の状態です。ちなみにこのページに載っている株はすべて同じ株です。

夏場は直射日光を避けて水やりは1日に2回は自然にもらえる場所にて管理してました。

そのせいか無事に夏越しはできましたが、ご覧のとおりの状態に。

関東以南の太平洋側地域などの温暖な地域では鉢植えでも地植えでもとにかく多湿を避けられるところでの管理、ということがこのベロニカを上手に育てる1つのコツでしょうか。

明るい半日陰程度の場所なら花は咲きますので、そういった場所で通年植えられると良いかと思います。

 

このベロニカ・ゲンチアノイデスの花にどうも魅き付けられ、開花中は毎朝確認してました。一見の価値はあったな~、という感想ですね。

一度この植物に出会う機会がありました是非、育ててみてくださいね~

 

ではでは~(^^)v

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