どもども~(^^)v
巨大なシルバーリーフと上に伸びる植物です~
画像とデータ
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- 学名:Verbascum bombyciferum 'Polar Summer'
- 別名:シルバーモウズイカ
- 分類:ゴマノハグサ科
- 原産:ギリシャ、トルコ
- 形態:耐寒性二年草
- 耐寒性:USDA 4a(-30℃前後)
- 花期:春
上の画像は開花したばかりの株です。植えられる際は草丈は180cm以上、株張りは60cm以上になると想定してください。秋に3.5号ポットで植えてもよほどのことがない限り半年後にはこれくらいのサイズになります。白い葉に白く長い花茎が倒れずスッと伸びた様がとても目を引きます。日当たりが良い所を好みます。
Arctic Summerと何が違うの?
バーバスカム’ポーラーサマー’であるVerbascum bombyciferum 'Polar Summer'と打ち込んで検索をかけるとVerbascum bombyciferum 'Arctic Summer'というものも一緒にヒットしてきまして、アークティック・サマーと読むんでしょうかね。
どっちがどっちなんだろ?
ということで画像だけですが、見比べてみましたが同じものではないかと思います。アークティック・サマーについて書いてあるサイトをいくつか回って、それらの説明書きにも目を通してみましたが2mほどの高さになって、とか原産地の説明なんかもポーラーサマーと同じ表記なので園芸業界でよくある地域だったり国だったりで同じ植物に違う名前が付けられてる、という可能性が高いです。
どちらも正解です(たぶん笑)
ビロードモウズイカでもないです
ポーラーサマーは小苗や寒さをしのぐために冬の間は地際にロゼットを組んでいる状態から葉が白いのが特徴です(^^)
たまに春になると道端で生えてるやたらデカく黄色の花が咲いてるこのポーラーサマーのような植物を見かけたことがある人は多いと思いますが、あれは帰化植物のビロードモウズイカと呼ばれるものです。明治時代に日本に入ってきたようです。
それでビロードモウズイカですが、
引用元:http://www.prairiehaven.com/wp-content/uploads/2011/04/Verbascum-thapsus-4-20-14--700x467.jpg
ロゼットを組んでいる時期はこんな状態です。こう見比べると一目りょう然ですね。遠目から見るとどちらの葉も白っぽく見えますが、ビロードモウズイカの方が緑色が強いです。
それと葉の形が違いますね。ポーラーサマーはくびれていて葉の表面の毛が細かく、ビロードモウズイカはくびれてなく毛が粗い、といった違いもありますね。
花など他にも見比べる特徴はありますが、幼苗で見分けられるのでけっこう簡単ですね。
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ポーラーサマーのその他
新葉はこれくらい白いです。最初の画像は水が葉に当たったばかりだったので緑色が強く出てますが、基本的にポーラーサマーは白色が強い植物です。
ポーラーサマーもビロードモウズイカと同じようにこぼれ種で増えますが、他の植物が密生している場所では発芽しないのでお気を付けください。発芽には辺りに何もない場所を好みます。こぼれ種での発芽を期待したい人は密植・混植してないところに植えたほうが良いです。それか種を採種して開けた所にパラパラ~とすると良いです。
なぜ比べたか?
今日は以前ポーラーサマーを大苗にして販売したところ、
「これ、道端で生えてる雑草だ」
と言われてしまって・・・・
言った人は悪気はないんでしょうが、けっこうメンタル的にキましてね・・・orz ちゃんと違いを説明しても1度雑草認定されたら何を言っても聞く耳をもたれなかったので、
今後そう言われないよう、言わないように、という理由でまとめてみました(^^;)
ちなみに!嫉妬するくらいWikipediaのビロードモウズイカの項目が詳しく書かれているのでよろしかったらそちらもご覧になってみてください→ Wikipedia
というわけで、今日はバーバスカム'ポーラーサマー'でした
ではでは~(^^)v
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