(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎が植物のことを中心に綴ってます。

ショウタロウブログ

マメ科の花に・・・見えない・・・(^^;)

マメ科に見えないペタロステマム’ステファニー’についてです。ダレアって呼ばれてるの?

2016年7月6日

どもども~(^^)v

今日はこんな↓感じなメキシカンハットと呼ばれるラチビダに見える、ペラロステマム’ステファニー’をまとめてみました。

画像とデータ

マメ科の花に・・・見えない・・・(^^;)

  • 学名:Petalostemum purpureum 'Stephanie'
  • 別名:パープルプレイリークローバー 
  • 分類:マメ科 
  • 原産:北米
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 4(-30℃)

この花姿でマメ科なんですよね~全然「マメ」的な要素が見当たりませんが(^-^;

この「ペタロステマム」をまとめようかなと思った理由ですが、海外の種サイトを巡っていたら「Petalostemum」という単語があまり出てこず、その代わりに「Dalea」という単語を使って紹介してあったため

「?」

となりましたため少し掘り下げてみようかな、と(^-^;

ダレア?

たまに間違いのあるWikipediaからなので、完全に信用できるモノではないですが簡単に。

ダレア(Dalea)はマメ科植物で、インディコブッシュ(青いイタチハギ)やプレイリークローバーとして知られているモノがほとんどで、Daleaという名前は昔の薬剤師のサムエル・ディル(Dale)から由来してます。主にカナダからアルゼンチンかけて自生し、半分の種類はメキシコに分布してます。

となってまして・・・。

イリノイ州に自生している植物を特集しているサイトを見たらそこでは

「昔はペタロステマムと呼ばれていた」

というようにも書いてあったので、もしかしたら今後日本国内でもペタロステマムはダレアと呼ばれるようになるかもしれません。ちなみに僕はアメリカに行ったことがないのでイリノイ州がどこにあるかわかりませんがorz

 

別名の「パープルプレイリークローバー」ですが、「大草原の紫色のクローバー」という意味のようです。自生している北米のマップが見つかったんで、それを見てみると

↑の図の解説ですが、

  • 濃い緑色の地域ではどこでも自生
  • 薄い緑色の地域では郊外で
  • 自生黄土色の地域では自生していない

となってます。

単なる個人的な感想ですが、アメリカの真ん中の辺りは草原か岩砂漠っぽいイメージしかないので、

この分布図を見ると「大草原のクローバー」と呼ばれる理由は「なるほど~」と思ってしまいます(^^)。

耐寒性について

↑はつぼみの状態です(^^)

寒さはUSDA(アメリカ農務省)の耐寒ゾーン分けでは-30℃とありますが、残念ながら僕は-10℃以下になる地域に住んだことがないのでこの植物の耐寒性についてはそれ以下の温度については詳しく書くことができませんが、

-8℃程度でしたら問題ないかな、というか問題ありません。

冬季は完全に地上部はなくなりますので枯れ死したと思わないように。ご注意を。

また他の宿根草に比べ芽吹きが少し遅いので春の芽吹きから葉の展開が早く横に覆うように広がっていくジギタリスのような植物の近くには植えないほうが良いかと。

ペタロステマムの芽吹きを阻害してせっかく冬越しができたとしても光を遮り枯死する可能性があります。

注意すべきは高温多湿

ただ暑いだけの環境でしたらこの植物は問題なく生育しますが、そこに「多湿=蒸れやすい」要素が入ってくると注意が必要になってきます。

多湿にはやや弱い、という印象が個人的にあります。

そのため花壇植えなどの地植えされる場合は水やり後に水が溜まるような場所であったり水が抜けにくい土壌、いろいろな植物を混色してある中心などは避けたほうが良いかと。

逆説的になりますが、春の芽吹きをし始めた頃に水切れさせ葉をチリチリの状態にさせるととけっこうな確率で枯死してます。僕は2年とか3年持たせた株もこれで何回か枯らしてますorz

ご注意ください(^.^)

この↑画像のように崩れた感じに咲くこともよくあります(;^_^A 

 

「大草原のクローバー」と呼ばれているので、風が吹きあまり背が高くなる植物は近くに生えていない環境なんでしょうね、きっと。そのために蒸れやすい環境は好まない、ということなんではないでしょうか。

 

というわけで今日はペタロステマム(ダレア)でございました~

ではでは~(^^)v

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