どもども~(^^)v
今日は伸びないハニーサックルについてです~
画像とデータ
- 学名:Leycesteria formosa 'Jealousy'
- 別名:ヒマラヤン・ハニーサックル
- 分類:スイカズラ科
- 原産:チベット、中国南西部
- 形態:落葉低木
- 耐寒性:USDA 7a(-17℃前後)
- 花期:初夏
花や葉、その他の形状からするとあまり「ハニーサックル感」がないレイシェステリア・フォルモサ'ジェラシー'です。黄色と言うのかライム色と言うのか鮮やかな葉色に魅かれましたが、花の形も面白いです、
高さは1m、株張りも1mを目安に。完成形は放射状というかドーム状な形になると想像してください。
支柱がなくても自立します。
赤いのは花ではありません
花
どうも赤色というか赤褐色の苞に目が行きますが上の画像のように白花になります。そして開花してから終わるのは意外と早いです。
「あ、咲いてる!」
と思ったらいつの間にか終わってる、という印象があります。
で、レイシェステリアのこの赤褐色のは何かと言いますとポインセチアの赤い葉と同じ苞葉(ほうば)になります。
花びらの代わりに葉に色を付けることで虫などの受粉媒体を引き寄せる、という効果があります。花びらに比べ葉の方が傷みにくく落ちにくい、といった側面もあるんじゃないかと思います。
たいていこの苞葉を持つ植物は蜜を長く出し続ける性質がありまして、そこに特化したためか薄い花びらだと蜜など粘着性のある水分だと傷みやすいため、
厚みのある葉を花びらの代わりに進化したのかな、とも個人的に考えてます。
果実
上手く受粉するとこのような黒い果実が成ります。
けっこう虫が
けっこうね・・・・虫が付くんですよね~これ。
僕はお庭を持ってなくいままで管理してきた植物のほぼ100%は鉢植えなので庭植えにすると多少は害虫による食害を軽減できるかもしれませんが・・・
僕が管理していた間はアブラムシ、オンシツコナジラミ、ハダニにやたらやたらやられた印象があります(-_-;)
特に7月頃からはハダニがとにかく良く付いたなぁ~っと。
多湿の状態には注意して!
国内で育てる場合は寒さに関してはそれほど問題にしなくて良いですが、多湿の状態には気を付けてください。特に高温多湿の状態です。
植え付ける際には軽石やゼオライトなど水はけ効果に優れている鉱物などをよく混ぜたり、やや斜面になっている場所や水が滞留しない場所、風の通りが良い所を選んでください。
根も呼吸しますのでそのスペースを作ってあげてください。
耐暑性自体には優れているため(真夏には軽く40℃を超える当温室でも3年育ってました)、暑さが原因で枯れることはほとんどないと思います。
というわけで今日はレイシェステリア'ジェラシー'でした~
ではでは~(^^)v