どもども~(^^)v
今日はタイツリソウの園芸品種です~
画像とデータ
- 学名:Dicentra spectabilis 'Valentine'
- 別名:ブリーディング・ハート(血を流す心臓)、タイツリソウなど
- 分類:ケシ科
- 原産:シベリア、日本、中国北部
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 3(-40℃前後)
- 花期:春
園芸を始めて半年経ったある時にセリの途中でこの花を見て、いつも隣に座っている僕の親分というか師匠的な人に
「あれ・・・あの赤い変なの・・・なんですか?」
と聞くと
「釣り竿に鯛が釣られてる様に見えるだろ?だからタイツリソウ」と教えてもらい印象に残った個人的に思い出深い植物です。あの時にセリで見たのはこの園芸品種の'バレンタイン'ではなかったですが(^^;)
草丈は90cm、株張りは70cmを目安に。
夏越しが難しいと思っていました
「タイツリソウ」の説明を親分から一通りその時に聞き、「山野草」や「暑いとダメ」のような説明をされ
「ん~高温多湿の愛知県西部では育てられないか・・・・」
とその当時は思い手を出しませんでした。
それから1年後に親分のお友達の僕にとっては良き先輩的な方が
「これ(タイツリソウ)、私のお店では売れ残った株は鉢増ししたり混植して大きくして翌年見本鉢を作るんですよ~」
とこれまたセリの最中に言われましてね。えぇ!これって夏越しできるんですか???と思わず言ってしまいどうやったのかなど詳しく質問をしてしまいましたが・・・・
植え替えをしてそのまま他の植物同様に触らずに放置しておく・・・
というもので(-_-;)
そ、そんなんで良いんですか???と「愛知県西部では夏越しは難しい」という先入観が強かったせいかこの方法にもかなりビックリしまして、
その数年後にこの'バレンタイン'と出会い、いざ真夏も直射日光がガンガン当たり自然雨以外にも1日2~3回は天井潅水というかミストでお水がもらえる場所で放置プレイをさせてみましたら、
というか現在もですが放置しっぱなしでなんの問題もなく夏越し&冬越しできてます 笑 間違えて除草剤が少しかかったことがありますが、それでも生きてましたし(^^;
葉が焼けず葉色がキレイに出る半日陰くらいの場所がちょうど良いかと思いますが、まぁ性質は強いです。強いて言うなら排水性の高い土の方が根腐れの心配は少ないことかな~(^^)
バレンタインの特徴
いつもお世話になっているアルムさんの日光があまり当たらない場所の株
このアメリカで種苗登録が取られている'バレンタイン'は一見すると下のような一般的なタイツリソウとどこがどう違うのか見分けずらいですが、
見比べると分かる通りに'バレンタイン'の方が原種のピンク花に比べ花色が濃くパステル調の深い赤色をしています。
また、最高気温が15℃をようやく超えるくらいの季節の葉色も濃く(下の画像)、
この画像の日付を見たら4/1でした。
葉が付いてる茎も原種に比べて色が濃いのが特徴です。あとは性質を含めてほぼ同じなんじゃないかあ~と。
しかしながら暖かくなってくると葉の色が緑色っぽくなっていき、株全体も緑っぽく変わります。当然花色も薄くピンク色に近い色に変わっていきます。
そのため海外サイトなどに載っている、
「'バレンタイン'が咲いている時にすべての花色がパステル調の赤花で茎も葉の色も濃い画像は、1年に1度あるかないか、くらいの一瞬」
なんじゃないかなっと思います。
かれこれ3年は'バレンタイン'を触ってますが、一度しかあんなにきれいに色が揃ったことがないんですもん(-_-;) 上の画像がその一瞬でした。奇跡の一枚 笑
芽吹きも好きです
芽が吹いてくるときはこのような感じです。ちなみに2/10です。
それから数日後
2/25に撮ってましたが、だいたいこれくらいになります。
僕はこの芽吹きを見ると、
「あぁ~もうすぐ暖かくなるのか~」
なんて期待しますが、なかなかまだまだ暖かくならないというorz
タイツリソウは「なかなか暖かくならないですよね~」という時期に咲いてますしね。
それでもこの芽吹きを見るとテンションがアガりますが。
というわけで、今日はディセントラ'バレンタイン'でした
ではでは~(^^)