バーベナ バンプトン

花は小さいです。全然「華」はないです(^^;)

PR バーベナ 多年草(宿根草) 植物

バーベナ 'バンプトン' 全体が濃い紫色というなかなか渋いです。暗めの場所だと緑色になる時もあります。

2017年10月1日

どもども~(^^)v

今日はバーベナです。株全体が濃い紫色をしたバーベナです。ボナリエンシス系のよりも草丈が低く、カッチリとして硬い印象があるボナリエンシスと比べるとどことなくふんわりした様子です。

そのまだ全然馴染みのないバーベナ 'バンプトン' を掘り下げます。

この記事を書いた人

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から知識や資金などなど、重要なモノがほぼ0の状態から園芸を生業にした元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。

もう少し詳しいプロフィールはこちら

画像とデータ

バーベナ バンプトン

花は小さいです。全然「華」はないです(^^;)

  • 学名:Verbena officinalis var. grandiflora 'Bampton'
  • 別名:
  • 分類:クマツヅラ
  • 原産:ユーラシア大陸、極東
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 5(-28℃前後)
  • 花期:春~秋

このバーベナの分布はヒマラヤ山脈を含んだほぼ北半球全体に渡っているせいか、変異種が多く地域により形状や草丈に差があると言われています。この'バンプトン'も変異種を固定化させたものだと言われています。

それと同時に新石器時代あたりから薬用として扱われ栽培されていたのも変異種が多い理由ではないかと言われています。

'バンプトン'はどこの国の誰が固定化させたか、とかはわかりませんが'バンプトン'と名付けたのは「英国王立園芸協会(RHS)」です。そしてウィズリーガーデンで植栽として使用もされています。

特にベス・チャトー・ガーデンでは確固たる地位を築いたのか気に入られ、上手に植栽がされているようです。

ちなみに僕はウィズリーガーデンもベス・チャトー・ガーデンにも行ったことがありません(^^;)

RHSが名付け親ということは高確率で英国のナーセリーが品種として作り上げたんでしょう、と考えています。

草丈は80cm、株張りは60cmほどを目安にしてください。

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育て方

元々が頑丈と言うか、かなり丈夫なバーベナなのでなかなか簡単に枯れることはないので水やり云々はここではスっ飛ばします。

土質も特に選びませんし。

「テストに出るのはここです!」

といった感じのポイントを。

葉色について

バーベナ バンプトン

お店で並んでいるのはこのような株が販売されてるんじゃないかな(^^)

さておそらくですが、バーベナ 'バンプトン' をお店で見かけた場合は上の画像のような状態なんじゃないかと思います。

あれ?葉の色って濃い紫色でなんじゃないの?

と勘が良い人は思われたかもしれませんが、葉の色が緑かかる場合が2つあると考えてます。

①花が咲くまでの育っていっている最中(切り戻しした後も含む)

②日光不足

①の草丈を伸ばして大きくなっている最中は葉色にはやや緑色が強く現われます。ある程度育つと自然と葉の色は濃い紫色になっていきます。

上の画像は切り戻して開花したばかりの株です。

②の日光不足ですが、日当りの悪い場所に植えるとすぐに葉の色は緑色になってしまいます。たいがいこう書いたり口にすると、

「どれくらいの日当たり具合?とか「すぐに緑色ってどれくらいすぐなの?」

という質問をもらいますが、

直射日光が太陽が昇っている間ずっと太陽光を浴びられるくらいあたる場所が良いです。緑葉が現われたら「この場所はこのバーベナにとってはあまり好ましい環境ではないんだ」と思ってくさい。

葉の形はこんな感じ

あと上には含めませんでしたが、肥料がよく効いてる株も場合によっては葉色が緑色になるんじゃいかなっと個人的に思ってます(^-^;

大きくなっている最中でもドスが効いた緑葉でこれはこれでアリかなっと思います(^^;)

半日でも日陰に置いておくと緑葉になってしまいますのでご注意を。

切り戻し

このブログを小まめに目を通してくださっている方々は「切り戻し」というワードが出てくると、

もしやこれもいつも通りのやり方・・・・?

と勘ぐられるかと思いますが、

えぇ。いつも通りガッツリです。

8/22にこのような姿にしました。いつも通りの「ガッツリ切りましょう」です 笑。

そして8/22に切ったこの株はどうなったか、ですが9/30に上記の「葉色について」のすぐ下の画像の株になります。

なので伸びてきてやや手に負えなくなってきたら思い切ってこれくらいバッサリ切りましょう。

約一ヵ月ほどで元に戻ります。

そして目吹きは濃い葉色として現れます。

害虫というか敵というか

憎っくきオンブバッタ。コイツ、シソ科の葉ならなんでも食べる印象があります。

オンブバッタですわ。園芸を始めてからすごく嫌いになりました。

暖かい時期でしたら見つけ次第捕獲してその辺にいるカエルのエサ要員です 笑。

あとミカンオンシツコナジラミも付きます。

こぼれ種

発芽してます(^^)

反射しちゃって白くなってますが、ポットの中でも発芽するのでこぼれ種でも増えるんじゃないかと思ってます。

良くも悪くも。

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咲き終わると

バッタに食べれられたワケではないですが、咲き終わり時期にはこんな感じのボロボロに

「数カ月に渡り咲き続ける植物あるある」

ではないです、バンプトンも「もう咲かないだろ~」という限界が見えてくるとこんな感じにボロボロになります。

葉っぱもチリチリ。

咲いたら終わりの二年草の場合もあるバーベナ・ボナリエンシス。

これもうダメかもわからんね

株元から新しい葉が!!!!

という姿になるものの、株元から新しい葉が出てきてます。

このまま新しい部分を残して咲き終わった古い部分はなくなり、三尺バーベナとかのようにロゼットというか地上部分を限りなく小さくして越冬、という形を取るのではないかと思います。

なんとなく短命な多年草な様子ですが、たとえこぼれ種が期待できるので本株が絶えてもどっかから出てきそうな感じはしますが(^^;)

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というわけで今日はバーベナ 'バンプトン' でした~

ではでは~(^^)v

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巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から園芸業界へ。 知識、経験、資金、人脈もほぼ0の状態から始めた元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。 ⇒もう少し詳しいプロフィールはこちら

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