PR アスチルベ 植物

けっこう詳しい?! 2004年発表の アスチルベ ’カプチーノ’ 諸情報(育て方とかではない)

2016年6月7日

こんにちわ。

今日は玄人のガーデナーが好む黒っぽい葉の植物を。

アスチルベ’カプチーノ’です。
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この記事を書いた人

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から知識や資金などなど、重要なモノがほぼ0の状態から園芸を生業にした元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。

もう少し詳しいプロフィールはこちら

データと画像

学名:Astilbe arendsii x japonica 'Cappucino’
別名:アワモリソウ、アケボノショウマ
分類:ユキノシタ科 
原産:東アジア
耐寒性:USDA Zone 5(-29℃)

特徴的な黒緑色の葉に花茎は赤色、花は真っ白というインパクト十分な宿根草です。1株で3色楽しめます。

切り花でも流通しますが、葉もフラワーアレンジで使用しても良い味を出してくれそうですね。

この品種について

チョコレートショーグンではない

黒葉や銅葉のアスチルベというと赤花で丸葉というか柳葉のような形の葉の’チョコレートショーグン’がありますが、本種は’チョコレートショーグン’とはまた全然違う面持をしています。

このアスチルベは色々なアスチルベ(シネンシスやジャポニカ、ツンベルギーなど)の交雑種として生まれたアスチルベ・アレンドシイ(A.arendsii)のタネ播きして増やした(実生繁殖)の色の濃さや耐暑性に優れたたりする特徴を持った株を選んで残した株(選抜株)と、アスチルベ・ジャポニカ(A.japonica)の実生繁殖の選抜株との交配種になります。

オランダ生まれ

2002年にオランダのルーロファレントスフェーン州の農場にてジャポニカを雌株、アレンドシイを雄株にしたタネから生まれた株を固定するように調整していき、2004年に発表されました。

アスチルベにしてはコンパクトに育ち、最大で草丈は花茎を含めても最大で70cm前後で株張は60cm前後のボリュームになります。

アスチルベの性質的に日陰から半日陰を好むので、この白い花と黒緑葉のコントラストは日陰が多いお庭をお持ちの方やビル街の植栽や北向きの店舗前花壇など、かなりの戦力になるのではないでしょうか。

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暑さは?!

国内の太平洋側の関東以南の暖地ですとアスチルベを夏越しさせられない方が多い印象がありますが、

花芽が付く前の株を気温が高くなる前であったり暑さが落ち着いてきた秋ごろに日陰から半日陰のような環境に植えこみ、根をしっかり張らせて夏を迎えさせるとそれほど難なく夏越しをします。

 

またこのアスチルベ’カプチーノ’は英国王立園芸協会(RHS)での生育データでは気温35℃の環境でも十分に耐えられるくらいの耐暑性を持ち合わせているとされているのでそれほど国内の夏の暑さは問題なく越すことができるかと思います。

 

アスチルベはもともと耐寒性は優れているので、以上の点を踏まえてると国内ではほぼどこでも露地にて管理できるのではないでしょうか。

種苗登録されてます

 

尚、アメリカ農務省種苗登録品種で国内でも種苗法登録品種になりますので営利増殖は禁止されていますのでご注意を。

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今回はアスチルベ’カプチーノ’でした~

ではでは~(^^)v

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