agastache nepetoides アガスターシェ ネペトイデス の花です。

白花です。

PR アガスターシェ 分類 多年草(宿根草) 植物

アガスターシェ ネペトイデス イエロージャイアント ヒソップと呼ばれますが白花です。切り戻しや育て方などを。

2019年1月15日

どもども~(^^)v

比較的に大型のアガスターシェ(アガスタチェ)・ネペトイデスについてです。

花は緑がかった薄い黄色と形容されることがあるようでうすが、限りなく白っぽい白花です。葉はどことなく野性味があります。

ここでは育て方や注意すること(植え替え時期など)などをまとめました。

この記事を書いた人

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から知識や資金などなど、重要なモノがほぼ0の状態から園芸を生業にした元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。

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画像とデータ

agastache nepetoides アガスターシェ ネペトイデス の花です。

白花です。

  • 学名:Agastache nepetoides
  • 別名:イエロージャイアント ヒソップ
  • 分類:シソ
  • 原産:北米(カナダ、米国)
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 2(-40℃前後)
  • 花期:春頃から

別名のイエロージャイアント ヒソップですが、他のアガスターシェ(カワミドリ)はよく英名にて「なんとかヒソップ(Hyssop=ヤナギハッカ)」と呼ばれますがアガスターシェ=ヒソップではないのでご注意ください。たぶんアガスターシェの花がヒソップの花に似ているからこう呼ばれているのだと思います。

そしてイエロージャイアントですが、ジャイアントはともかくイエロー感はないかなっと思います。

花はどう転んでも黄色く見えません。白花です。

 

学名のネペトイデスは読んで字のごとくラテン語で「ネペタのような」という意味です。

英名でヒソップと呼ばれなのか学名ではネペタのようなと呼ばれると一体何なんだこれは?と混乱しそうですね。

 

アメリカとカナダにまたがる五大湖付近からアメリカの南部あたりまで自生していると言われているせいか、寒さにはたいへん強いと言えます。

少なくとも国内では「寒さ」が直接的な原因で枯れることはないんじゃないかと思います。

草丈は1m、株張りは50cmほどを目安にしてください。

 

草丈は環境によっては1m以上になるためアガスターシェの中では大型の種類になります。

特徴

つぼみ

アガスタシェ・ネペトイデスのつぼみ

ガクはピンクっぽく色付きます。

茎の先端に花芽ができます。円錐花序と言うのでしょうか、画像のように先端にできた花芽すぐ下に脇目のような形でさらに花芽ができます。

開花直前にガクがややピンクっぽく色づきます。

白花のアガスターシェ

風で倒れて曲がってしまった株(-_-;)

また画像ではやや分かりづらいですがつぼみが黄色というかクリーム色っぽい色です。「イエロージャイアント ヒソップ」のイエローはもしかしたらつぼみなのかなっと思い種屋サイトを中心に色々たくさん見ましたが、そうではないようです。

枯れた様子

アガスターシェの枯れ姿。花が終わった様子。

風で倒れたままの姿の株です。

好き・嫌い、みっともない・自然の姿、といった好みや風情や世間体などがありますが、このアガスターシェ・ネペトイデスは1つ1つの花が密に集合していて花の部分(花序)が大きく茎もしっかりしているので、

花が咲き終わって地上部分が茶色く枯れた姿もなかなかアリだと個人的には思っています。

ルドベキアやガイラルディアなどは花びらが落ちて丸くなったのが良い、という人も増えてきたのでこのアガスターシェもその要素はあります。けっこうおすすめ笑。

育て方

アガスターシェは暑さにも寒さにも強く全般的に育てやすい宿根草というのか多年草と思います。

ネペトイデスに限った事ではないですが、

ココに注意

どちらかというと暑い(高温多湿)のは苦手です。

そのため植え替えは7~8月は避けた方が良いです。苗の流通はほとんどありませんが、できたら秋植えが良いです。

それと植える場所や土は水はけが良いというのをおすすめします。

もちろん冬の間でも根腐れが起こるのでお気をつけください。

高温で葉が萎れる

暑さで弱ったアガスターシェ。

葉が萎れています。

日本の気象史上1、2を争う暑さだった2018年の夏ですが、僕の圃場もなかなかの暑さでした。

温室の体を成してないくらい四方をすべてオープンにして寒冷紗で覆い扇風機を回し続けても40℃を超えた日が15日あり、温室の外にある苗置き場も40℃超えで当然屋外なので強烈な直射日光を8時間近く浴びる、というかなり過酷な状況でした。

そのような場所でこのアガスターシェを置いていたのですが、35℃を超えるといくつかの苗が画像のように葉に張りがなくなり艶もなくなり萎れました。

水切れの状態に似ていますが、土がしっかり湿っているので水切れではありません

暑さで葉がしおれたアガスターシェ。

右の株が正常な状態。

こう比べるとわかりやすいですね。右の株と左の株の状態は明らかに違います。

葉がしおれた株をそのまま放置しましたが、翌朝になると葉はシャキっとした状態に戻りましたが気温が上がってくるとまた萎れます。

この状態で株が完全に枯れることはないです。萎れた部分が最終的に枯れるだけ済みます。

 

でも見た目が良くないし・・・なんとなんない???

 

と対処方法が知りたいと思いますので、このような状態になりましたら思い切って切り戻しましょう。

切り戻し

アガスターシェの切り戻し

30、40cm以上の草丈に育っていたら上の画像のようにほとんどの株は株元から芽が出ているので、安心して切り戻せます。

「株元から芽が出てないんだわ~」という株でも

このように切ってしまっても問題ありません。ちゃんと出てくるので安心してください。

それでも怖い人は萎れた状態のまま放置して株元から芽が出てくるまで待ってから切っても良いです。

切る箇所は半分でも上の方でも地際でもどこでも良いです。僕は基本的に情け容赦なくほとんどの植物をガッツリ切る人なんでこのように切ります。

ボレロやタンゴ、ローズミントと呼ばれる花色が鮮やか(派手とも言う)なアガスターシェも比較的に暑さに強いですが、40℃近くの気温になると葉が萎れたりどこか見た目が元気がなくなります。

これらの種類のアガスターシェも切り戻して良いです。暖地と呼ばれる関東以西の平地でしたら9月まででしたら切り戻しても年内に花を拝めますよ。

 

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というわけで今日はアガスターシェ・ネペトイデスでした~

ではでは~(^^)v

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